平成３１年２月２５日（月）１０：３０～、今年度第９回目の育児講座を開催しました。今回は、「食品の安全性について一緒に考えてみませんか～食と放射能に関する説明会」として、国立医薬品食品衛生研究所　生化学部　室長　蜂須賀暁子先生にお越しいただき、食品と放射能に関するお話を伺いました。

　はじめに放射線というものは何なのか。よく耳にするベクレルやシーベルトって単位は、発見者の人名に由来するそうです！（みなさんご存知でしたか？）

　わたしたちが震災後特に気になる放射線量については、まずは何がどのくらいで危険かという、量について考えてほしいということでした。

　一概に不安になるのではなく、まずは知識をつけ、現状を正しく判断する力をわたしたち自身が身につけることも大切とのこと。様々な情報の中から、正しいものを見つけるのは時に難しそうですが、その際まずチェックしてほしいのが公的機関からの情報だそうですので、ぜひ参考にしましょう。

　先生のまとめのお話にあった通り、絶対的な安全“ゼロリスク”はあり得ないことをまず踏まえたうえで、栄養バランスの取れた食事でリスクを分散し、わたしたちの体に本来備わる力を活かしながら、楽しく食事していきたいものですね。

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。