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みんなで防災意識を高めました! 2024年2月21日

 今年度10回目となる育児講座は、2024年2月19日(月)10:30~、「乳幼児のいる家庭で備える防災」と題して、防災士・ 関谷 央子 先生をお招きしてお話を伺いました。

 新年に発生した能登半島地震ですが、ご家族とともに先生も帰省先で実際に地震にあわれ、講座冒頭その際の写真などをスライドで見せていただきました。隣県でありながらも、想像以上の被害の大きさでとても驚きました。

 地震から身を守るには、「4ないエリア」(たおれてこない、おちてこない、うごいてこない、われない)の場所がどこなのかを知ること、また自宅にそのような安全な場所を作ることが大切とのことでした。あらためてこの機会にご自宅の家具の配置など見直しておきたいですね。

 食料品の備蓄については、一週間分/最低でも3日間分を家庭にて備えておくのが基本のようです。備えといっても冷蔵不要で保存できる、乾物・ドライフルーツ・魚肉缶詰・レトルト食品などが便利で、乳幼児のいるご家庭ではベビーフードも備えておくと安心だそうです。また、これらを“ローリングストック”にて古いものから使って食べて→減ったらまた足して…と備蓄を循環させつつ、普段から多めに蓄えておくことも大切だそうです。

 お湯が用意できない場合、カップラーメンは食べられない??と思いがちですが、水でも時間をかければ食べられるようになるそうで、先生のおすすめは、『シーフードのカップヌードルにトマト野菜ジュース』とのこと。冬場は30~40分おいてから…♪ 気になる方はぜひ実際にお試しくださいね。

 また、耐熱ビニール袋を使用した「パッククッキング」では、一つのお鍋で離乳食や介護食を同時に作れたり、洗い物も少なくて済むなどの利点があるそうです。レシピもいろいろありますので、こちらもぜひ実際に挑戦してみるのも良いですよね。 

 中でも担当スタッフがなるほど~!と思ったお話は、「災害時にはSNSのアイコンを変更すること」です。そうしておくと、各所から余計な連絡を受けることなく、スマホ電池残量の消耗を防げるのだそうです。ぜひ『災害時 アイコン』で検索してみてください、とのことでした。他にも盛りだくさんであっという間の時間でした。ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。